2022年。28歳の夏、息子がまだ2歳にもなっていないころ、会社員の私はシングルファザーになりました。
最初の数ヶ月は、一人でやっていけるのか不安がずっとありました。実家は遠く、頼れない。保育園に送って、フルタイムで働いて、迎えに行って、ご飯を作って、寝かしつけて、そのまま一緒に寝る生活。
でも同時に、やるしかないと覚悟も決まりました。
「小学校まで、あと4年」
シングルになって、決めたことがあります。
息子が小学校に上がるまでに、2,000万円貯める。
理由は、小学校入学のころには少しの間だけ仕事を減らして時間を増やしたかったからです。
保育園のうちは預かってくれる時間が長いので大丈夫。でも小学校に上がったら、行事も増えるし、宿題も見てやりたいし、習い事もさせてあげたい。そのために、働く時間を減らしても平気な状態を先に作っておこうと思いました。
当時は資産は約300万円でした。4年で2,000万円貯めるには、あと1,700万円です。単純に計算すると、年425万円を増やすことになります。
それでも、期限と金額がはっきりしていたおかげで、絶対にやれる、と思ってました。
生活防衛費には手を出さない
最初にしたのは家計の見直しでした。家計簿をつけ始め、食費、通信費、保険、サブスクなど固定費を一つずつ洗い直して、削れるものは全部削りました。
幸い社宅に住んでいたので家賃の負担が小さく、そこで浮いた分をまるごと貯蓄と投資に回せたのは大きかったと思います。
まず生活防衛費を貯めました。ひとり親は、自分が倒れたら代わりがいません。何かあっても数ヶ月は暮らせる現金を先に確保する必要がありました。
もともと投資は少額ながらやっていたし、勉強もしていました。元本から100万円を絶対に手をつけない生活防衛費として、とっておくことにしました。生活防衛費を作って以降は、勉強を続けながら余剰資金のほとんどをオルカンやS&P500、日本高配当株に充てています。
仕事も、かなり頑張った
同時に、仕事も本気でやりました。
節約だけでは限界があります。入ってくるお金を増やさないと届かない。そう思って、この4年で年収を約150万円アップさせました。
お迎えギリギリまで残業し、体力が限界に近い時もありましたが根性で続けています。
4年間の結果
| 2022年 | 2026年 | |
|---|---|---|
| 資産 | 約300万円 | 約3,000万円 |
| 年収 | 550万円 | 700万円 |
| 息子 | 1歳 | 5歳 |
目標だった2,000万円は超え、3,000万円になりました。
内訳は、元手が約300万円、4年間の積立が約1,400万円、遺産相続200万円、残りが投資の伸びです。
相場が良かった時期に重なったことも大きいと思います。同じことをすれば同じ結果になるとは限りません。それでも「入金を続けられる家計を作ったこと」だけは、相場に関係なく効いたはずです。
息子は今、5歳
あの小さかった子が、もうすぐ小学生です。
毎朝保育園に送り出して、仕事が終わったら迎えに行って、ご飯を作って、お風呂に入れて、寝かしつける。その繰り返しの中で、気づいたら4年が経っていました。
毎日、忙しい生活をしていますが息子はよくついてきてくれていると思います。
そして目標の資産は達成したので、ここからはお金を増やすことよりも、息子と過ごす時間を増やすほうに舵を切っていきます。
このブログについて
このブログでは、シングルファザーとして実際に経験したこと——お金、節約、仕事、子育て——をそのまま書こうと思っています。
実家も頼れず、ほぼひとりで全部やってきました。
目標があったから頑張れた。それだけは、はっきり言えます。
同じような状況の方が「自分にもできるかも」と思えるきっかけになれば、それが一番うれしいです。
イチボ|32歳 / シングルファザー歴4年 / 息子5歳
コメント